手洗い管の水の強さを調整する方法は?
手洗い管からの水流の強弱は止水栓で調整を!
手洗い管からの水の強さを調整したい場合は、水洗タンクの止水栓をコインやマイナスドライバーで左に少し回して開けてみてください。水が強くなり、タンクに早く水を溜めることが可能になります。
また、手洗い管の中にヌメリのような水垢が溜まっている場合もあり、この場合も止水栓を開け水の勢いが増すことでヌメリを流すことができます。その後、止水栓は閉め、ちょうどいい水流にしておきます。
一方、水の勢いが強くて水がはねて困る場合は、止水栓を右に少し回しておきます。そうすると水流が弱くなり、水はねを防ぐことが可能です。
手洗い器がない場合でも同じように止水栓で水の量を調整することが可能です。
水量が強くならない場合は、ストレーナーの清掃が必要!
止水栓を左に回しても水流が強くならない場合は、ストレーナーの目詰まりが考えられます。ストレーナーとは、タンクの外側にある給水管とボールタップを接続している部分で、ゴミが溜まり目詰まりしていると水流が弱くなってしまいます。そこを清掃すれば水流を改善させることができます。
ストレーナー部分のナットを外すとパッキンが入っていて、そのパッキンをそのまま使用すると水漏れが発生する場合があります。そのため、新しいものを用意しておくことをおすすめします。
止水栓を閉める時は回数の確認を!
止水栓を開けすぎるとタンクの水があふれだしてしまう場合があります。反対に開け方が少ないとなかなかタンクに水が溜まりません。そのようなことを防ぐために、止水栓を閉める時は、何回回したか確認しておくことをおすすめします。そうすることで、作業終了後も迷わず止水栓を回すことが可能になります。