手洗い器をキレイにしたい!落ちにくい汚れの落とし方などお手入れ方法を解説!
手洗い器のモヤモヤ汚れが取れない場合
耐水サンドペーパーに水と石けんを!
水洗タンクの上にある手洗い器。マメにお掃除しないと黒ずんだモヤモヤ汚れや茶色いシミが付いてしまう場合があります。この黒ずんだモヤモヤした汚れは、水に溶けているカルシウム分が残ったもの。このカルシウムは白いのが一般的ですが、そこにホコリが付くことで黒ずんでしまうのです。そんな汚れには、陶器の手洗い器なら耐水サンドペーパーの2000番か1500番がおすすめです。水と石けんを付けてこするだけで簡単にきれいになります。
また、茶色のシミのような汚れは、水道水に含まれる鉄分が原因だと考えられ、この場合も同じように耐水サンドペーパーで落とすことができます。
耐水サンドペーパーの選び方
サンドペーパーには、紙ペーパー、布ペーパー、水の使用が可能な耐水ペーパーがあります。どのサンドペーパーにも裏に数字が表記されており、数字が大きいほど目が細かくなります。水まわりなどの汚れ落としに使用する耐水サンドペーパーは基本、1500番か2000番です。
なお、サンドペーパーはハサミでカットすると刃を傷めてしまう可能性があるため使用してはいけません。
ハンドルが上がったままになる場合
原因はハンドルの芯棒がスムーズに回らないため!
ハンドルを「大」に回すと自然に下に下がり水が止まる仕組みになっています。しかし、ハンドルを回し手を離してもハンドルが下がらず水が流れ続けてしまう場合があります。それは、ハンドルの芯棒に原因があり、ハンドルの芯棒にカルシウム汚れやサビなどが付きスムーズに芯棒が回らなくなっていることが考えられます。このような場合は、芯棒部分に「CRC5‐56」(呉工業)をスプレーすることで多くの場合、解消可能です。それでも直らない時は、分解し芯棒をきれいに掃除すれば直ります。