便器の黒ずみは浮きゴムが原因かも?

便器に黒い筋汚れが付く場合
黒い筋汚れの原因は浮きゴムの劣化!
浮きゴムの劣化は2~3年で始まります。さわると手が真っ黒になるほど劣化します。これによって、便器に黒い筋のような汚れが付くことがあります。
また、浮きゴムが劣化すると水が便器に少しずつ流れ出してしまい、チョロチョロと水が漏れるほか水面が動くことがあります。
ただし、便器の底には水の出る穴があり、わずかな水漏れの場合は気付かないことも少なくありません。そのため、特に症状がなくても、2~3年で浮きゴムの交換をおすすめします。
交換する際は浮きゴムの種類とサイズの確認を!
浮きゴムはTOTOタイプとINAXタイプがあります。
TOTOタイプの場合、ゴムの腕が2つあり、オーバーフロー管の根元の突起にはめ込む形となります。これは、INAX以外のタンク全てに使用されるものとなります。
一方、INAXタイプは、丸い浮きゴムの下に棒が付いています。サイズは大小2種類で、便器のすぐ後ろにある密結タンクには「大」が、壁に付いている三角形の隅付きタンクには「小」が使われています。
ただし、古いタイプの場合、小さいサイズの場合はあるため、外した浮きゴムを持って店舗に行くと安心です。