【草加市長栄】のトイレのつまり修理

施工内容	会社のトイレつまり修理
施工場所	会社
対応エリア	草加市長栄

「料金が明確でわかりやすかったです。消臭剤がまさか原因だったとは思いませんでした」とK.E様から驚きとともにお言葉をいただき、意外な原因を特定して解決できたことを嬉しく思いました。 草加市長栄の会社で発生したこのケースは、良かれと思って使ったものが原因となる典型例でした。出社前の慌ただしい時間にご連絡をいただいた総務担当のK.E様は、消臭剤を設置してから流れが悪くなった気がすると話されていました。消臭剤はトイレを快適にするアイテムですが、これがつまりの原因になるとは意外に思われる方も多いでしょう。道路の混雑により到着まで1時間弱お待たせしましたが、すぐに状況の確認に取りかかりました。 現場で詳しく状況を伺うと、タンク内に設置するタイプの固形消臭剤を使用されていたことがわかりました。この種の消臭剤は、水を流すたびに少しずつ溶けて香りを放つ仕組みになっています。ここに落とし穴があります。溶けた成分は水と一緒に排水管へと流れていきます。しかし排水管の温度が低い場所やカーブの部分では再び固まりやすく、時間とともに蓄積していくのです。これを固形成分の蓄積と呼び、特にトラップと呼ばれる排水管のU字部分に溜まりやすい傾向があります。 なぜこのようなことが起こるのか、もう少し詳しく説明しましょう。固形消臭剤の多くは、パラジクロロベンゼンや界面活性剤などの化学成分を含んでいます。これらは水に溶けやすいように作られています。しかし完全に溶解するわけではなく、微細な粒子として残ることがあるのです。さらにトイレの水には元々カルシウムなどのミネラル成分も含まれています。これらと消臭剤の成分が結合すると、より固まりやすくなります。製品の注意書きには過度な使用は避けてくださいと記載されていることが多いのですが、見落とされがちなポイントです。 修理を段階的に進めました。まず固まった成分を柔らかくするための薬剤を投入して、溶解を促しました。その後トラップ部分を開けて内部を清掃し、蓄積していた固形物を取り除きました。最後に高圧洗浄で排水管全体に残っている残留物を完全に除去しました。作業はおよそ20分で完了し、料金は17000円でした。水を流すと、以前のようにスムーズに流れるようになりました。 消臭剤を使うこと自体は問題ありませんが、製品の注意書きをよく確認し、適量を守ることが大切です。もし流れが悪くなったと感じたら、早めに専門家に相談することをお勧めします。

お客様の声 長栄在住 K.E様

朝一からトイレが詰まってパニック状態でした。消臭剤が原因だったなんて、全然予想外です。毎日使ってたから、こんなことになるとは思いませんでしたよ。 職人さんの説明が分かりやすくて、なぜ詰まったのか理屈から理解できました。固形消臭剤の成分が排水管で固まるって、そんなことあるんですね。注意書きちゃんと読まなかった自分が悪かったです。 20分で直してくれて、料金も良心的。高圧洗浄で管全体をキレイにしてくれたので、今はスムーズに流れます。これからは製品の使い方に気をつけて、何か不具合があったらすぐこちらに連絡することにします。